高速、高画質でファイル容量はより小さく

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RSCC(Rsupport Screen Capture Codec)

liteCam HDのような録画プログラムでは、録画作業を行うためにコーデック(Codec)を使用します。
liteCam HDでは、通常録画モードで使用するためのコーデックであるRSCC(Rsupport Screen Capture Codec)を提供しており、
別途設定する必要がありません。

コーデックは、PNGファイルのような無損失コーデック(Lossless Codec)と、JPEGファイルのような損失コーデック(Lossy Codec)に分けられ、
録画作業のためにも使用されますが、録画された動画を編集したり、編集された動画を変換する用途にも使われます。

それぞれの過程で重要な点は以下の通りです。

  • 録画作業 : パソコンに相当な負荷を与える作業です。コーデックは、CPUの占有率とメモリ使用量が少なく、エンコード速度が速いほど良いです。
  • 編集作業 : 特定フレームとしての移動作業が多いため、 デコード速度とキーフレームを利用した探索速度が速いほど良いです。
  • 変換作業 : インコーディングされたファイル容量が小さいほど良いですが、損失コーデックを使用する場合、パソコン画面でテキストがつぶれる現象が
    起こる可能性があるため、このような現象を最小限に抑えることができる機能を提供する方が良いです。

liteCam HDでは、以下のような過程も最適化されたRSCC(Rsupport Screen Capture Codec)を提供しています。
RSCCを使用すると、録画・編集・変換作業に効果的です。

[特徴]

  • 64 Bit環境対応
  • Video for Windows、DirectShow フィルタ基盤のコーデック対応
  • 無損失/損失 圧縮モード対応
  • 他社コーデックに比べ高い圧縮率と速いインコーディング速度

RSCCだけの無損失/損失圧縮モードの特徴

RSCCは他社では提供されていない無損失/損失圧縮モードを提供しています。
RSCCの損失モードを使用すると、テキストの画質低下を最小限にするとともに、ファイルサイズを最小限に抑えることができます。

RSCCの無損失圧縮モードとは、原本の画質損傷が無いということを意味しており、
RSCCと代表的な損失コーデックであるXviD、MPEG-4 v3、Windows Media Video 9でインコーディングされた
動画の画質損傷具合を比較すると、RSCCでインコーディングされた動画は、画質が損傷されません。

[RSCC: Quality 6、無損失圧縮モード], RSCC-q6.png

[Xvid MPEG4 video codec: 767kbps、損失圧縮モード], xvid-767.png

[Microsoft MPEG-4 Video Codec V3: 345kbps、損失圧縮モード], mpeg4v3.png

[Windows Media Video 9: 529kbps、損失圧縮モード], wmv-529.png

一般的に、パソコン画面に損失圧縮を使用すると、テキストがつぶれてしまう現象が発生します。
RSCCでは、テキストを最大限に維持しながら全体的な画質のみ低下させる品質設定を変更することができます。
品質設定は、動画の特性によって画質損失が発生する場合がありますので、変換された動画を確認しながら適用してください。

[RSCC: Quality 6、無損失圧縮モード], RSCC-q6.png

[RSCC: Quality 5、損失圧縮モード], RSCC-q5.png

[RSCC: Quality 4、損失圧縮モード], RSCC-q4.png

[RSCC: Quality 3、損失圧縮モード], RSCC-q3.png

[RSCC: Quality 2、損失圧縮モード], RSCC-q2.png

[RSCC: Quality 1、損失圧縮モード], RSCC-q1.png

[RSCC: Quality 0、損失圧縮モード], RSCC-q0.png

これらのように、テキストが最大限に識別できるように
インコーディングされます。
一般的には、品質設定を約4-5に設定すると、より効果的です。